やっぱりこれでよかった。

実は私の職業はちょっとした専門職で臨床心理士というものです。公認心理師でもありますが、職業アイデンティティとしては臨床心理士の方に重きを置いています。

臨床心理士とは、心理学の専門家で、人々の心の健康を支援するためにカウンセリングや心理療法、心理検査を行います。

少し前にその専門職で転職をしました。

はじめは全くその資格を利用してもらうことができませんでした。そのことがつらくてつらくて。

自分が20年程度やってきたことをこんなに雑に扱われることは初めての体験でした。唯、ここで腐るだけではいけないと思い直し、社内相談機関を利用し、状態を改善してもらえるところまでこじつけました。

半年ほどかかりましたがどうにか資格を活用した課に異動になりました。

ここ2~3ヶ月ほど、ちょっと大きな仕事に取りかかっていました。

これまでその仕事はケースワーカーが対処していたものです。全くといっていいほどうまくいかず動けば動くほど泥沼という感じでした。ここのところ誰も取りかかることがなくなっていました。

今回私が担当になり、時間はかかりましたが、(そしてまだ結論を出すには早すぎるかもしれませんが)改善の方向に進められつつあります。

誰もその視点をもって評価してくれることはないですが、私個人としては臨床心理士の問題解決力がうまくいったと思っています。どの資格が上位資格だとか、自分が優れているとか、そういったことではないのですが、臨床心理士的視点を持って関わったことが改善の鍵だったのではないかと思っています。

 

この仕事に転職してから臨床心理士を軽んじられることが多く、自分の資格について疑問を抱くこともありました。でもやはりそれを芯にして進んできてよかったです。

みなさんも自分の資格について疑問に思うことがあるかもしれません。しかしそれがあなたの一部となり力を発揮する日もあると思うので腐らずにいってくださいね。

 

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